いとこの家
2004.06.19 Saturday
おばさんの遠慮ない大笑いに辟易しながら、いとこのカンちゃんと並んでスイカを食べた。
庭のひまわりが暑さにぐったりしていた。
「水まきは夕方にするんだ」
カンちゃんはそう言った。
スイカを食べるのに、いつもはスプーンを使う。
でも、おばさんはスプーンを出してくれなかった。
カンちゃんはためらいもなくそのままスイカにかぶりついている。
私は指先で種をつまんで、庭にはじいて捨てた。
いつまでここにいるんだろう。
迎えはくるのだろうか。
風鈴に団扇で風を送ると、ちりんと高い音がした。
庭のひまわりが暑さにぐったりしていた。
「水まきは夕方にするんだ」
カンちゃんはそう言った。
スイカを食べるのに、いつもはスプーンを使う。
でも、おばさんはスプーンを出してくれなかった。
カンちゃんはためらいもなくそのままスイカにかぶりついている。
私は指先で種をつまんで、庭にはじいて捨てた。
いつまでここにいるんだろう。
迎えはくるのだろうか。
風鈴に団扇で風を送ると、ちりんと高い音がした。
製品カタログ「8月サイダー」収録
豆本「超短編豆本 羊草ノ巻」収録







